世界観


<時代背景>
時は大正時代の日本。
ただし、神という存在、魔力という存在、霊的なものが広く認知されている架空大正である。
鉄・魔導ともに発展し、強い影響力を持っています。
朝廷が権力を握り続けているため、大政奉還は起こりませんでしたが、
廃藩置県や廃刀令は発令され、史実の大正と近似はしているが異質な歴史を辿っています。
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<人と神の関係>
この世界の人々にとって、神の存在は身近です。
言わば政治家や官僚のように、 「確として存在を認識しうる」ものではあります。
昔の外国人たちがなにか「異質な」存在として扱われていたのと同じように、
神もまた そんな感じで捉えられています。
また、神は霞を食って生きているわけではなく、人々の信仰によって生きています。


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<福島>
辰巳の暮らす土地であり、物語の始まる場所。
大正時代において、すでに都市部には明治より水道が設置されています。
しかし、辰巳の住んでいる村は電気も水道もないような田舎であり、
夜はランプかカンテラで照らし、水は井戸から汲んでるという生活です。